〈基本に帰れ〉対策になるかと思ったカード

2017年3月31日 Magic: The Gathering コメント (3)

ちょっと前に基本に帰りたくないアルコが考えた基本に帰れ対策のカード。

Sands of Time / 時の砂 (４)
アーティファクト
各プレイヤーは自分のアンタップ・ステップを飛ばす。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは同時に、自分がコントロールするすべてのタップ状態のアーティファクト、クリーチャー、土地をアンタップし、自分がコントロールするすべてのアンタップ状態のアーティファクト、クリーチャー、土地をタップする。

おっと、勿論無色デッキ向けの記事ですよ。
デュアランなんて縛られとけばええんじゃ（暴言）

やはり土地は無色デッキにとっては（まぁ殆どのデッキがそうだけど）生命線であり、MUDはマナファクトを擁しているとは言え、やはり何とかしたい所。
そこで良く？採用される基本に帰れに対抗出来る何かが無いかと精査した所、このカードに白羽の矢が立ったのです。
色々面倒な事が書いてありますが、要はアップキープにそのプレイヤーのカードのタップ、アンタップが入れ替わるカードですね。
何故こんなカードを使おうかと考えたかと言うと、以下の3つの利点があるからです。
1
基本に帰れ着地よりも早く置ける。
2マナランド内包のデッキなので、最速２ターン目には置ける。
基本に帰れよりも先置き出来るのは重要です。

2
デッキとの相性の良さ。
能力だけならアグロなデッキでの採用が推奨される様なカードデザイン。
MUDはアグロなデッキなのでデメリットは皆無。
加えて厳かなモノリスもアンタップする為、より強固なマナ基盤を形成出来る。

3
分からん殺し
おそらく、サンドポイズと戦った事の無いプレイヤーはパニックになり、ミスプするだろう（適当）

メリットばっかじゃん！？
が、採用はしませんでした。何故でしょうか？

1
マナ確保が目的なら、同じマナ域にスランの発電器がある。
スランの発電器は使いやすく、本懐を達成しつつアンタップインかつ3マナも出る為、テンポ的にも大変強力である。

2
あまりに用途が狭すぎる。
これが1番の致命傷でした。
何てったって、相手の基本に帰れにしか効果が無いので、置いてきそうな相手に博打感覚で放り込むしか無いのが痛すぎました。
しかも殆ど奇跡の使ってくる基本に帰れをピンポイントで狙ってるので余計に焦点が狭いのです。

色々惜しかったんですけどね…。
もうちょい殺意のあるカードなら入れても良かったんだけど…。
結局、漸減爆弾が丸いで正解なんだよなぁ…。

単なるメモでした。