【レガシー】MUDについての考察その2  クリーチャー編【茶単】
前回から死ぬほど間が開きました。PCが御臨終してから長文を打つのがしんどくて仕方ありません。
この記事も2回消えてるので、相当落ち込んでいます。

…まぁ、いいです。あとこの記事、全然考察っぽく無いですね…

まずは必須パーツを。

金属細工師

MUDの顔であり最強のマナクリーチャー。
勿論4枚必須パーツです。
金属細工師からの圧倒的な展開能力がMUDの華。
更に威圧の杖とのコンボで、無限ライフ、無限マナ、無限ドロー発生と、コンボパーツにもなる攻撃性をも併せ持つ。このコンボで逆転勝利をした事のあるMUDプレイヤーも多いのではないでしょうか?

しかしながら欠点は当然あります。
まず何の除去耐性の無いアーティファクトクリーチャーだという点。
しかも1/2とミニマムサイズの為に非常に除去に弱い。
アーティファクトクリーチャーで構築の使用に耐えられるレベルの物はどれも重い為、どうしても金属細工師の加速に頼らざるを得ないのです。
更にMUDは基本的にカードアドバンテージを稼ぐのを苦手とする為、金属細工師を守れないと変わりも調達出来ずに手札にあるファッティをただ眺めていてゲーム終了…なんて事も。
稲妻のすね当てと虚空の杯と魂の洞窟、そして相手の隙を見逃さず計画的に金属細工師を活用しましょう。

磁石のゴーレム

MUDがビートダウンでありながらコンボに有利なのはこの磁石のゴーレムの存在が大きい。

5/3というサイズと相手の呪文コストを増加させる能力により、素早くビートしながら対戦相手の動きを阻害するというMUDのしたい事をたった一枚でこなしてしまう、まさにMUDを体現したかの様なクリーチャー。

欠点としては、やはり相手のマナが豊富になった中盤以降は若干空気になる事と、タフネス3は絶妙に低い所か。
しかしながらそれらの欠点は許容範囲であり、MUDに当然の4枚採用確定です。

ここからはお好み。

ワームとぐろエンジン

MUDの中で最も戦闘能力が高いクリーチャー。
ダメージレースに有利で、かつライフの支払いが多いMUDでは有難い絆魂を持ち、接死により聖遺の騎士やファッティを牽制し、死んでも分裂し戦線を維持する…
などなど、極めて高いカードパワーを誇る。
茶単のMUDでは準必須パーツ扱いです。

スペック面では欠点らしい欠点はありませんが、強いて言うならやはり6マナは重い…位でしょうか。
しかしこの強さで6マナは明らかに破格。
(個人的にはトランプルが欲しかった…)

鋼のヘルカイト

6マナ5/5にメリット能力が3つと、ミラ傷ブロックならではの高スペックの持ち主。
特に攻撃を通した相手のパーマネントを吹き飛ばす能力が極めて強力で、鋼のヘルカイトに稲妻のすね当てを装備しての奇襲は、相手の戦線をいとも容易く崩壊させてしまいます。
パンプアップも効率は悪いものの、MUDのマナ生産力があれば相手のライフをごっそり持って行く事も可能。

しかし能力の起動にはどれも大量のマナが必要な為、フルに鋼のヘルカイトを活用するには戦場に出してから、1ターン待たなくてはならない事がほとんど。
しかしながら、MUDでパーマネントを破壊出来るのはとても有難い事であり、採用する価値はあります。

カルドーサの鍛冶場主

こいつに関しては前の記事にて言及したので簡単に。
カルドーサの鍛冶場主は一発ドブンの為に入れるクリーチャーで、便利だからコイツを入れたいと思う事はほとんどありません。

10回能力を起動して、7回か8回は荒廃鋼の巨像をサーチし、残りは威圧の杖かイシュ・サーの背骨、白金の天使や写し身人形、極稀に隔離するタイタン辺りをサーチする事になると思います。

カルドーサの鍛冶場主が入ってると最速2キルとコンボデッキ並の速度を実現出来るのと、絶望的な状況でも一発逆転を狙えるメリットと、デッキが不安定になるデメリットを併せ持つ為、使う時はデッキ構築の段階で良く考えて使いましょう。

白金の天使

対Hive Mind用のクリーチャー。他にもコンボデッキには大体ブッ刺さる。
メインからアーティファクトを割る手段の無いデッキなら、すね当てを付けただけで投了される事も。
サイズに少々難があるものの、帝像よりもマナコストが安く、回避能力もあるのでコンボを潰す目的ならコストは低い方が良い。
しかし、残念ながら最近のコンボはSneak Showが主流なのであまり採用する理由は無いかも。

白金の帝像

個人的にはこちらの方が天使よりも好き。
白金の天使との違いは、ライフ関係の敗北以外には関与しなくなって、飛行が無くなった代わりに1マナ重くなり、サイズが倍になった…と言った所でしょうか。
しかしライフに関しては完全に固定してしまうので、白金よりも強烈に保護していると言っても良いのではないでしょうか。
その代わりにファイレクシアの変形者のΦマナが支払えなくなるのは少々困り物ですが…
しかし何故トランプルを持たせなかったのか…理解に苦しみます。

あと、全然関係無いですがPlatinum Emperionって名前は格好良すぎると思いませんか?
エンペリオン!

ファイレクシアの変形者

非常に便利なクローン。その用途は幅広く、上手く使えば絶大な効果を得られます。
以下が一例

1 お手軽にフィニッシャーの増量
ワームとぐろエンジンをコピーしたり、追加の磁石のゴーレムになったり…打点の向上に大きく貢献する。

2 伝説のクリーチャー対策
勿論グリセルブランドとエムラクールにも良く効きます。
しかし注意しなければならない事が1つ。
実物提示教育で相手がグリセルorエムラ戦場に出し、自分は変形者を選んで出しても対消滅は出来ない(変形者は戦場に出る前にコピー先を選ぶ為、同時に戦場に出る場合には相手のグリセルやエムラクールのコピー先に選べない。)
魂の洞窟から出そう!

3 追加のマナ加速に使用する事もある。稀ではあるがモノリスや金属細工師に変身し、マナ基板の安定に貢献したりも。

4 背骨やニンの杖等の便利な置物に変身する。
特にニンの杖に変身すると強烈。背骨はサクり台があればとんでもない事に!

とても便利な変形者ですが、結局変形先がなければ何もしない為、複数枚入れると却って邪魔になる事も。1~2枚が適正枚数か。

隔離するタイタン

すさまじい土地破壊能力を持つゴーレム。戦場に出た時だけでなく、戦場を離れた時も土地を破壊するので相手は除去するのを躊躇うが、7/10という特大サイズで無視も出来ない…と非常に悩ましいクリーチャー。
しかし有利~イーブンの戦場を作れていなければ若干空気なのと、8マナと重い為にデッキに入れない事も多い。
戦場に出ればアドバンテージは取れるので、損をしないクリーチャー兼フィニッシャーとしての運用がタイタンの役割か。溶接工型だと鬼神の如く大暴れする。
回り出せば相手は投了だろう。

荒廃鋼の巨像

カルドーサ型が使うのも、使われるのも嫌われる理由。
流石に一発で対戦相手を昇天させられる超絶パワーの持ち主はMTGの歴史から見てもそうはいません。
当然ネックとなるのはその重さ。
12マナはMUDであっても金属細工師経由以外でプレイするにはあまりにも重た過ぎる為、カルドーサの鍛冶場主からのコスト踏み倒しが代表的な運用方法になります。
しかし手札に来た時が問題で、鍛冶場主どもども途端に役立たずに…

もし手札に来た場合は、笑って許してあげましょう。それを恐れてはカルドーサの鍛冶場主は使えませんよ。

写し身人形

クリーチャーを追放して、P/Tと種族を奪う多相の戦士。
基本的には実物提示教育対策で使用する事になるでしょう。
ルアゴイフ系を追放すると凄まじい事に。ルールがややこしいカードなので挙動をしっかり覚えておこう。

マイアの戦闘球

マイアトークンを大量に引き連れて来る巨大なマイア。
攻撃力が高く、本体がガラ空きなら12点もの大ダメージが狙える。
しかし基本的には攻撃はオマケで、アーティファクトを一枚のカードで5個出せるので、その能力を悪用する、というのが採用する理由になるでしょう。
やはり溶接工型だと凄まじい展開力で戦場をトークンで埋め尽くす事も容易い。
変形者でコピーすると凄い事に。

ファイレクシアの破棄者

サイドボード要員のクリーチャー。真髄の針のような能力を持つ。
針との違いは、土地を指定出来なくなった代わりにマナ能力も起動を制限するようになった事

ライオンの瞳のダイアモンドや睡蓮の花びら等を止められるのは大きい。
最近は騙し撃ちのお陰でサイドボードに4枚が確定に。
神ジェイスを指定するのも忘れずに。

沈黙の調停者

果たし合いの場を内蔵したクリーチャー。ゴブリンを代表とした数で攻めるデッキに劇的に刺さります。
あまり選択肢には入らないかもしれないですが、知っていて損は無いでしょう。

ここで質問。こじれっちゃん曰く「沈黙の調停者は1つ目の可愛い顔」らしいのですが、丸の下にある口っぽいスリットが目で、上の丸いのはチャクラ(?)である…という見方も出来ます。

皆さんはどちらが目だと思いますか?アルコは丸いのが目だと思います。だって可愛いから。


とりあえず時間がかかりましたが、MUDの生物の考察はこれで終わり!
もし「全然違うわこの凡骨めがっ!」とお怒りの方はドシドシとご意見を送って頂けると有難いです。

では次は置物編で!



…つ、疲れた…。





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