前回の記事にて、里見の謎をクリアしたので、ゲームとしての評価をしたいと思います。
まずはRPGの基礎部分の評価を。
ゲームバランス
ゲーム開始時は、敵と戦うと本当に瞬きする間に瞬殺されたりしますが、少しでもレベルアップや、装備を整えたりしようものなら異常に強くなり、途端に敵を瞬殺出来るようになります。
敵との戦力差はゲームが進むにつれて顕著になり、後半に差し掛かる頃には数百発~数千発棒立ちで敵に(ボス含む)殴られ続けない限り、戦闘不能になる事すら困難になります。
敵の行動パターンも非常に少なく、通常攻撃しか出来ない敵が九割五分(ラスボス以外のボス含む)残りの片手で数えられる数体の敵が毒と麻痺攻撃を使用してきます。
更に戦闘自体が恐ろしく退屈で、敵も味方も戦闘におけるランダム要素(ダメージのムラ、攻撃の命中回避、会心や痛恨の一撃など)は徹底的に排除され、戦闘が極限まで簡略化されている弊害で敵も味方もただ殴り合う…と、上記の戦力差も相まって「よそ見しながらボタンを連打」という事になりがち。
ボスとの戦いの最中にあまりの退屈さにプレイヤーは睡魔とも戦う羽目になり、色々な意味で苦戦を強いられます。
私も何度も寝落ちを体験しました。
ストーリーとキャラクター
電波。それに尽きます。
特にヌーのウーやいきなり失踪した母親なんかは、このゲームが人類にはまだ速すぎると警告してくれています。
とにかく理解不能です。
ゲームシステムと音楽
ゲームシステムは全然作り込まれておらず、ステータスの確認不能、戦闘中のアイテム使用は道具欄の一番上からしか使用出来ない、敵も味方もダメージが表示されない、消費MPが分からない…と言い出したらキリがありません。
何故プレステのゲームが初代ドラクエですら出来ていた事が出来ないのでしょうか?
ただロードだけは異常に早いです。
音楽は悪く無いものの、数が少なく、恐らく歌を入れても10種類程度しかありません。
あと歌を流す場所を完全に間違えており、演出面でも色々と残念。
歌は悪くはないのですが…
次は里見の謎独自のゲームシステムを。
DCBS(ダイレクト・コマンド・バトル・システム)
特に特別なものではなく、カーソルの代わりに□△○で対象を選んでいるだけです。
パッケージや説明書にある「アクションゲームに近い感覚」や「白熱の戦闘」は少なくとも感じる事はありませんでした。
PMLS(プログレッシブ・マップ・リンク・システム)
実はこれに関してはそこそこ評価出来ると思います。
とりあえず迷ったら上に進んで行けばイベントがあるし、少々エンカウント率が高めなので無駄な時間を過ごさなくても済むのは悪くありません。
ただ、おかげでマップがかなり不自然になっている所は多々ありますが…
FECS(フラッシュ・エンカウント・コントロール・システム)
まさにパッケージ裏に書いてある通り、CD-ROMを超越した神速のロード時間。
とにかく戦闘だけでなく、マップの切り替えも早い。待ち時間のストレスとは無縁です。
が、しかし単純に「読み込むデータ自体が非常に少ない為にロード時間が短い」というだけの話であり、このゲームの評価点として良いのかどうか…
それでも評価したいポイントです。
最後に
このゲームに対する点数と簡単なまとめを。
ゲームの点数を付ける際に友達と決めた10~0点の11段階の点数で評価したいと思います。
以下がその内訳です。
10点:神ゲー
9点:極めて完成度の高い素晴らしい超名作ゲーム
8点:微細な欠点はあるが完全に名作ゲーム
7点:少々クセはあるが良作。ここまでが人にオススメ出来る限界ライン。
6点:人によって好き嫌いが出てくるゲーム
5点:好き嫌いが分かれる上に、少々問題点があるゲーム。キャラゲーが多い
4点:高(低)難易度やとにかくアクの強すぎるゲーム
3点:とりあえずはプレイ出来なくは無いゲーム。この辺りから駄作扱い
2点:かなり致命的な欠点持ちのゲーム。プレイには苦痛を伴う。
1点:ゲームとして扱える最底辺。
0点:完全にクソゲー。
とにかく里見の謎はほとんど全ての面において非常に質が低いです。
グラフィックはファミコン~スーファミ初期レベルでプレステの機能を明らかに引き出せてはいません。
戦闘は退屈を通り越して眠気を誘うし、イベントもキャラも電波づくし。
おまけに一番のウリである島ひろこの歌は流す場所がナンセンス過ぎると散々です。
噂では「グラフィッカーとプログラマーが開発中に駆け落ちした」や「このゲームは島ひろこと犬のボイスデータを抜けば、ファミコン並の容量しか無い」や「あまりに里見の謎が売れなくて、メーカーがあたかもゲームショップが貼ったかの様に(オススメRPG)と書かれたシールを付ける詐欺まがいの行為に及び、ソニーから怒られる」等、変な噂が絶えません。
真偽は定かではありませんが、こんな噂が立ってしまう…というのが、このゲームの凄まじさを物語っているのではないでしょうか。
最後に一言。
ぼく、頭がヘンになっちゃったよぉ…
総プレイ時間 10~12時間
点数:0点(+)
実はこの記事、間違えて二回も消しちゃったんだよなぁ…
了
まずはRPGの基礎部分の評価を。
ゲームバランス
ゲーム開始時は、敵と戦うと本当に瞬きする間に瞬殺されたりしますが、少しでもレベルアップや、装備を整えたりしようものなら異常に強くなり、途端に敵を瞬殺出来るようになります。
敵との戦力差はゲームが進むにつれて顕著になり、後半に差し掛かる頃には数百発~数千発棒立ちで敵に(ボス含む)殴られ続けない限り、戦闘不能になる事すら困難になります。
敵の行動パターンも非常に少なく、通常攻撃しか出来ない敵が九割五分(ラスボス以外のボス含む)残りの片手で数えられる数体の敵が毒と麻痺攻撃を使用してきます。
更に戦闘自体が恐ろしく退屈で、敵も味方も戦闘におけるランダム要素(ダメージのムラ、攻撃の命中回避、会心や痛恨の一撃など)は徹底的に排除され、戦闘が極限まで簡略化されている弊害で敵も味方もただ殴り合う…と、上記の戦力差も相まって「よそ見しながらボタンを連打」という事になりがち。
ボスとの戦いの最中にあまりの退屈さにプレイヤーは睡魔とも戦う羽目になり、色々な意味で苦戦を強いられます。
私も何度も寝落ちを体験しました。
ストーリーとキャラクター
電波。それに尽きます。
特にヌーのウーやいきなり失踪した母親なんかは、このゲームが人類にはまだ速すぎると警告してくれています。
とにかく理解不能です。
ゲームシステムと音楽
ゲームシステムは全然作り込まれておらず、ステータスの確認不能、戦闘中のアイテム使用は道具欄の一番上からしか使用出来ない、敵も味方もダメージが表示されない、消費MPが分からない…と言い出したらキリがありません。
何故プレステのゲームが初代ドラクエですら出来ていた事が出来ないのでしょうか?
ただロードだけは異常に早いです。
音楽は悪く無いものの、数が少なく、恐らく歌を入れても10種類程度しかありません。
あと歌を流す場所を完全に間違えており、演出面でも色々と残念。
歌は悪くはないのですが…
次は里見の謎独自のゲームシステムを。
DCBS(ダイレクト・コマンド・バトル・システム)
特に特別なものではなく、カーソルの代わりに□△○で対象を選んでいるだけです。
パッケージや説明書にある「アクションゲームに近い感覚」や「白熱の戦闘」は少なくとも感じる事はありませんでした。
PMLS(プログレッシブ・マップ・リンク・システム)
実はこれに関してはそこそこ評価出来ると思います。
とりあえず迷ったら上に進んで行けばイベントがあるし、少々エンカウント率が高めなので無駄な時間を過ごさなくても済むのは悪くありません。
ただ、おかげでマップがかなり不自然になっている所は多々ありますが…
FECS(フラッシュ・エンカウント・コントロール・システム)
まさにパッケージ裏に書いてある通り、CD-ROMを超越した神速のロード時間。
とにかく戦闘だけでなく、マップの切り替えも早い。待ち時間のストレスとは無縁です。
が、しかし単純に「読み込むデータ自体が非常に少ない為にロード時間が短い」というだけの話であり、このゲームの評価点として良いのかどうか…
それでも評価したいポイントです。
最後に
このゲームに対する点数と簡単なまとめを。
ゲームの点数を付ける際に友達と決めた10~0点の11段階の点数で評価したいと思います。
以下がその内訳です。
10点:神ゲー
9点:極めて完成度の高い素晴らしい超名作ゲーム
8点:微細な欠点はあるが完全に名作ゲーム
7点:少々クセはあるが良作。ここまでが人にオススメ出来る限界ライン。
6点:人によって好き嫌いが出てくるゲーム
5点:好き嫌いが分かれる上に、少々問題点があるゲーム。キャラゲーが多い
4点:高(低)難易度やとにかくアクの強すぎるゲーム
3点:とりあえずはプレイ出来なくは無いゲーム。この辺りから駄作扱い
2点:かなり致命的な欠点持ちのゲーム。プレイには苦痛を伴う。
1点:ゲームとして扱える最底辺。
0点:完全にクソゲー。
とにかく里見の謎はほとんど全ての面において非常に質が低いです。
グラフィックはファミコン~スーファミ初期レベルでプレステの機能を明らかに引き出せてはいません。
戦闘は退屈を通り越して眠気を誘うし、イベントもキャラも電波づくし。
おまけに一番のウリである島ひろこの歌は流す場所がナンセンス過ぎると散々です。
噂では「グラフィッカーとプログラマーが開発中に駆け落ちした」や「このゲームは島ひろこと犬のボイスデータを抜けば、ファミコン並の容量しか無い」や「あまりに里見の謎が売れなくて、メーカーがあたかもゲームショップが貼ったかの様に(オススメRPG)と書かれたシールを付ける詐欺まがいの行為に及び、ソニーから怒られる」等、変な噂が絶えません。
真偽は定かではありませんが、こんな噂が立ってしまう…というのが、このゲームの凄まじさを物語っているのではないでしょうか。
最後に一言。
ぼく、頭がヘンになっちゃったよぉ…
総プレイ時間 10~12時間
点数:0点(+)
実はこの記事、間違えて二回も消しちゃったんだよなぁ…
了
コメント
車で話してた夕闇通り探検隊をプレイして欲しいです!
候補に入れときますね!